食事で摂取すべき栄養素の中で重要な地位を占めるものの1つが、蛋白質です。
三大栄養素の1つに数えられ、生命活動を支えるエネルギーに転換されるという側面があると同時に、内臓や皮膚の組織の形成や再生の材料として使われる事が、その理由となっています。
特に蛋白質の中でも必須アミノ酸と呼ばれる栄養素に関しては、体内での合成が成されない事から、食事経由で直接的に摂取しなければ慢性的な不足に陥る可能性もあります。
身体の機能維持のみならず、筋力の増強を図りたい場合やダイエットに拠る身体の引き締めを狙いたい場合にも、そのメカニズムに関与する栄養素となります。
摂取すべき量としては、蛋白質全体で体重1kg当り1gが目安とされています。
健康的な生活の為には、その1.2倍程度の摂取が理想とも言われます。
日本人の場合は比較的炭水化物に偏った食材が食事のメインとなる事が多い為に、意識して摂取しないと不足しがちという側面があり、注意を払うべきと言えます。